暗号資産市場大暴落の背景と市場への影響
2024年8月5日、ビットコインやイーサリアムなど主要な暗号通貨が急落しました。
先物市場では600億円相当の大規模ロスカットが発生したと伝えられています。
私も今回の暴落巻き込まれました・・・
今回はその背景と市場への影響について詳しく解説します。
暗号資産市場大暴落の要因と今後
1. マクロ経済と金融市場の影響
前週末に発表された米国の雇用統計が市場予想を下回りました。
これによって景気後退への警戒感が強まりましたね。
その結果ダウ平均株価やナスダック指数も大幅に下落しました。
巡り巡ってリスク回避の動きが暗号資産市場にも波及してきたわけです。
加えて、日銀の追加利上げや円高の進行も関係しています。
こういった要素が絡みあって投資家心理を冷やす要因となっているわけです。
2. 暗号資産市場の急落
ビットコイン(BTC)は前日比7%安の暴落。
イーサリアム(ETH)も20%以上暴落しました。
急落により、先物市場では4.13億ドル(約600億円)相当のロスカットが発生しています。
私もこれ巻き込まれてロスカットしています・・・
とほほ・・・
ちなみに、この急落はFTXの影響で破産したジェネシス・グローバル・キャピタルの債権者への弁済売りが一因とされています。
3. ジェネシスの弁済売り
ジェネシスは仮想通貨と法定通貨で約40億ドルの分配を債権者に開始しました。
オンチェーンデータによると、
ジェネシスは16,600 BTC(11億ドル相当)と166,300 ETH(5億2,110万ドル相当)を送金しているとのこと。
この動きが市場に大きな売り圧力をかけているようです。
4. アルトコイン市場の影響
他にもJump Cryptoがステーキングを解除したこと。
さらに、そのうち数億ドル相当のETHを取引所に送金したこともETHの急落に影響しているようです。
米国商品先物取引委員会(CFTC)の調査も、保有する仮想通貨の清算を引き起こしている可能性があります。
まとめ
マクロ経済は不安定です。
それによって大規模な売り圧力が発生しています。
結果、大幅な価格下落につながっています。
今後の動向を注視し、適切なリスク管理を行う必要はありますね。
大暴落つらい・・・